ポストする May 17, 2016


簡単査定 車輪餅

 高齢者が転倒すると、しばしば大腿骨頚部骨折を起こし、手術が必要になるのは今も昔も変わりないが、麻酔はずいぶん変わった。昔は80歳を超えたご老人に全身麻酔をかけるのは、非常に危険であると考えられており、下肢の骨折であれば当然、脊椎麻酔か硬膜外麻酔が選択肢された。アルチバもセボフルランもブリディオンもない時代である。  認知症と難聴で意思疎通もむずかしいのに、痛い思いをさせて横向きにさせ、背中に注射をするのは、骨折の麻酔だけにこちらも骨が折れた。ただ、一番困ったのは、麻酔レベルの確認がむずかしいことである。 冷覚をチェックしようとしてアルコール綿花で触れると、「わかる、わかるよ」とおっしゃるのだが、触っているのがわかるのか、冷たいのがわかるのか、いくら聞きなおしてもさっぱりわからない。中には全く無反応な人もいる。  こういうときはジエチルエーテルを使うよう、私は教わった。 自分でやってみたらわかるが、エーテルを皮膚にかけると、その気化熱のため、恐ろしく冷たく感じる。間違いなく氷よりも冷たい。さらに、邪魔者である触覚をほとんど刺激しないのが利点である。つまり、ほぼ純粋な冷覚のみのテストができるのだ。 エーテルを数滴、麻酔が効いていない場所に垂らすと、かなりぼんやりしている人でも「ひゃっ」と反応することが多い。麻酔が効いている場所ならば、何も気づかず、ぼんやりしたままである。触覚抜きだから話が早い。 エーテルは植皮術で使われるので、たいていの手術室には置いてあると思うが、しばらく部屋が臭くなるのが欠点である。昔はこんなものを吸入させて全身麻酔をかけていたのだから、さぞ壮絶な現場であっただろうと想像される。そこで今は私は、セボフルランを使っている。 もちろん、手術室の空気を汚染するし、適応外使用だし、1mlが50円もするし…。奥の手ではある。

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 私は、手術終了後、創部の手当てが終わってから麻酔を止める。ナースが忙しくしている最中に患者に呼びかけたり、抜管したりするのは好きではない。だからしばしば、処置が終わって患者が覚醒するまで、数分間の静寂が訪れる。 ちょっとでも早く醒まそうとして、ひたすら患者に呼びかけ続ける医師もいるが、麻酔が深くて目覚めないのであれば、名前を呼んだからといって覚醒が早くなるわけがない。そろそろ麻酔薬が代謝されたかな、と思ったときに軽く呼びかけ、すっと目が開く、というのがかっこいいと思う。 しかし、その数分間、まったくの沈黙というのも芸がない。そこで、研修医に命じてみたりする。 「患者さんが醒めるのにあと3分くらいある。時間つなぎをしてください。はいどうぞ」 たいがいの研修医は、え、時間つなぎと言われても、と口ごもるのである。かわいいと言えばかわいいが、そんなことではこの業界を上手に渡っていくことはできない。 あるとき、話し好きの某科部長と、天才的コメディセンスを持つベテランナースが揃っていたので、時間つなぎを依頼してみた。顔を見合わせた二人は、何の打ち合わせもないのに、ただちに「辞書」をマクラに息の合った掛け合いを始め、2−3分の会話の後、ちゃんとオチまでついた。 二人が、こんなところでどうでしょう、みたいな感じでこちらに向き直ったので、患者に声をかけたところ、すっと目が開いた。 簡単査定 車輪餅.

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